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思いたって通信制大学に通うことにしました。 卒業するころには、夢幻のごとくとなっているんでしょうかね……。

   
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G大・卒業制作の進め方
ゲージツ学部文芸系の場合、
卒業制作は研究系と創作系に分かれます。
私の場合、創作系でした。

まず、4月上旬に第一回卒業制作の締め切りがあります。
というわけで、前年度の3月上旬に科目試験を受けたら
準備に取り掛かる必要があるかと思います。
(来年度卒業を目指している人は、今ココ)

ただ、この段階では指定ページ数が少ないので、
4月になってからでもチャージをかければ間に合います。(オイ)

※ 以下長文です。

今、スケジュール帳を見返したら、
4月10日必着の締め切りに投函したのが7日となっていました。

第一回提出時に注意したこと
・論文研究での指摘事項を踏まえ、できる範囲の改善を実施。
私の場合、語り手を全知の語り手から
限りなく三人称単元視点に近い語り手へシフトさせました。
これを乗り切ると、翌月後半に指導教諭との面談があります。

第一回指導は、ダメ出しが半端なかったです。
私は手持ちの情報を全部オープンにしなかったこともあり、
「哲学がない」といわれました。かなりショック。
まぁ、宗教の話だし、文芸だしー! と嘯いて、
学友さんに愚痴をこぼすことで苦難を乗り切りました。
他の学友さんも、ここでいろいろとダメを出されていたようです。

それが終わると約一か月半後に第二回提出締め切りがやってきます。
私は前回の提出時に最低文字数12Kを超えていたので、
外堀を埋める作業をこの時期に実施しました。
すなわち、指導教諭の理解を求めるため、制作の下地となった
10万字超の資料の作成です。(アホなことをしたもんだ)
このとき、本編はほぼノータッチでした。

おかげで8月の第二回指導の席では、
ひどくダメを出されることはなかったです。
但し、主人公が「状況に流されすぎ」と言われました。
「困難に立ち向かっていくだけが人間じゃない」ってのが持論なんですー、
と、ダダ捏ねみたいに指導教諭の前で言ったことを覚えています。
また、このときに「最初から書きたいと思ったことは書きなさい」
と言葉をいただきました。
話の流れや書きたいことが多くなっていくと、
当初書きたいことがどこかに行ってしまうものですが、
それは良くないとのこと。
したがって、論文研究のときすでに発表していた
エピローグを復活させることにしました。

その後約一か月半後に最後の中間提出がやってきます。
このときの目標はエンディングまで書くです。
とはいえいろいろ問題点が噴出していたので
「一部シーンをはしょって、エンディングまで書いて提出」となりました。

このとき気を付けたのは、前回の批評を受け、
「主人公が流された行動をとっても、読者が共感できるようにする」
→だったら、主人公を極限状態に置いて、身動きできなくしてしまえ!
おかけで自分が何十日も極限状態を疑似体験することになりました。

そして、ここで三人称単元寄りにしたツケが回ってきます。
予定していた二か所のシーンで三人称単元視点だと話が書けない!
ということです。
このため、起承転結の「結」を大幅に変更することになりました。

そして、ここからが大詰め「最終提出」です。

指導教諭のお言葉を待って、最終提出原稿を
書いていたのでは時間がありません。
郵便物はなかなか帰ってきません。
このガッコーの一番の罠です。

提出して、少し落ち着いたら、センセーのお言葉を俟たず
最終原稿を書き始めてください。

第一稿が完成してもそこから削って削って
削りまくるので、時間はいくらあっても足りません。

4万字から8千字削るのは地獄でした。
既定文字数max3.2万字を、3万字±10%と勘違いして
「収まった、3.3万字!」と快哉を叫んだのが、
必着締め切りまであと3日の時点。
投函前にシラバス読み返して
「思てたんとちゃうー!」って叫びましたもん。

→文字数が多すぎたとき、どうするか?
・締め切りの二週間以上前にこれが判明すれば、
 事務局経由でセンセーに連絡し、OKが出れば
 ページ数増加の許可をもらうことは可能。
・ちょうどその日は担当教諭がガッコーにいたので、
 学友経由で連絡を取ろうとしたが、失敗でしたねー。
・結局、本文を更に削った。

私の場合、話の構造的にまとまって削れる余裕があったんです。
 話の流れ~結部-エピローグ-構造的エピローグ
というベートーヴェンの交響曲みたいな
終わりそうでなかなか終わらない終わり方を
していたので、構造的エピローグをごっそり削りました。

ただ、構造的エピローグがないと、
ヨハネの黙示録に始まり天地創造でおわる、
聖書と相反する話という枠が完成しないので、
「蛇足」という形で本編とは別に添付して提出しました。
(ページ数も続き番号を取っているのが、マジ未練がましい。)

最終面接のとき、蛇足も本編として
認めてもらえてよかったよかった。

今日の午後、本校で卒業制作発表会が予定されています。
その場で私は発表をしないのですが、
これをもってそれに代えさせていただきます。
ご精読ありがとうございました。
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