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思いたって通信制大学に通うことにしました。 卒業するころには、夢幻のごとくとなっているんでしょうかね……。

   
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第二言語作文の注意点が母語でも重要だった件
第二言語で作文を書くときは、
1. 材料を集め
2. 誰に読ませるかを想定して
3. 構想を練り、
それから書きはじめること。

初級の学習者は、構想を練らないで
書きはじめるため行き詰まってしまう。

また、初級の学習者は単語のチョイスに気を配るが
上級になると、文章の構成に気を配るようになるという。

そういえば、第二言語の読解は、
初級は単語レベルで文章を読み、
上級は文章構造から文を読むってのも習ったぞ。
だから、未習語に出くわした時、
初級は単語で躓いて、文が読めなくなっちゃうんだね。

余談だが、去年卒業制作にとりかかっていたとき、
私は初回の4000字くらいの原稿見せのときから
場面構成から終結まで、だいたい決まっていたのだが、
多くの人が最後まであまり考えないで
卒業制作に取り掛かっていたようだ。

かといって、初めの結果通りに話が終わるわけでもない。
違う道筋の終わりというのに飛びつきそうになる。
卒業制作の時、指導教授から
「初めの構想に入っていた結論は必ず入れなさい」
と注意をいただいた。
おかけで、道に迷わず助かったのかもしれない。

違う結論に行きたくなるのは自然の流れだと思う。
なぜならば、調べ物をしているうちに
アレも入れたい、コレも盛り込みたいって
「考え」というか「欲」が出てくるからデス。
  ↑
つまりこれが、初心者は単語のチョイスに気を配るというか
調べたこと換骨奪胎せずに入れがちー、というミス。
まぁ、「調べたことを入れたい」というとき以外にも
「是非このことを教えてあげなければ」という
謎の使命感の時もあるけど、
「すげー、いい言葉! ぜひ文中に入れたいー」って
テンション高くなって、ついついやってしまう方が多い、うん。

それどころか、他人の言葉に惑わされ、
自分の結論を見失う、という致命的なエラーをしでかすこともある。
そうすると、自分はいったい何をしているんだと、
何千字も書いていたのに呆然……ってこと、
レポートではよくやるなぁ……。

というわけで、第二言語習得理論を勉強していたのに
普段のレポートを書く上で思うことがありすぎて
かなりヘコんだ話でした。反省、反省。
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