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思いたって通信制大学に通うことにしました。 卒業するころには、夢幻のごとくとなっているんでしょうかね……。

   
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演武会と蟷螂の斧
日曜日の予定は、図書館に籠もり
言語学のテキストまとめを仕上げることでした。

それなのに急遽、演武に出てしまったので
半日しかオベンキョーできませんでした。

靭帯を痛めているので出場をできないと
最初はお断りをしていたのですが、
前日に先生から「鎖鎌だけ演武すれば良い」
という甘いお誘い(?)があり、それに乗ってしまいました。

というわけで、演武会です。

といっても小さな町の小さな会場で、
「こんな武道もあります」と見せるだけのものです。
剣道みたいとか、ニンジャの武器とか、時代劇だね。
といわれる程度のものです。

そんなちいさな会場の隅っこで
演武の出番待ちをしていたのですが、
そこに小学生の男の子四人組が近寄ってきました。

一番若い演武者は小学校教諭(二年目)なので、
ガッコーの子かな思っていたのですが、
そのうちの一人がついと進み出て
彼に向かって
「おれ、剣道4級だからな!」
と啖呵を切って去って行きました。
ナマイキだなーと思いつつ、彼に
「ガッコーの子?」と聞いたら
なんと、見ず知らずのお子たち!

へぇぇ、最近の小学生
やるじゃなァい~?
見ず知らずのオトナにケンカ売るなんてね。

それも、一番若い「弱そうなヤツ」に
突っかかっていくとは、
戦略的に見てもナカナカよろしい。

大言壮語とか、無敵思考とか……、
子どもは自分中心に世界が回っていると
考えているから面白いですね。

それが大人になると、身の丈を知るとか
「分相応」とか、気にするようになっていく。

自分を中心に世界が回っているのは、
子どものときと同じかもしれないけど、
社会的な自分を意識するようになったり、
第三者的な目で自分を客観視できるようになるから
理想と自分の境界線が見極められるようになる。
だから口を噤んで何も言わなくなる。
それどころか、そんなことも考えないようになる。

ワタシ的には、野望を持っても、口に出さず
「大欲は無欲に似たり」といって交わすのが
かっこいいオトナなんじゃないかなと思います。
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